住宅ローン控除の縮小と住宅を購入することの『そもそも論』

皆様こんにちは!

今朝の新聞などでご覧になられて、ため息をつかれた方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

「住宅ローン控除 0.7% 残高の上限を現行の4000万円から3000万円とする」

お住まいのご購入をご検討中の方からすると、今朝のこの記事は「想定はしていたものの、やはりショックだ」

という方が多いのではないでしょうか。

 

私は不動産業界に入って18年になりますが、これまで「延長」「拡大」の経験はありましたが、「縮小」は初めてで、

心の中では「そう来たか!」と若干憤り感じています・・・。日本経済の成長を鈍化させる施策としか思えません。

私自身、現在住宅ローンを組んでいますが、私が借りた当初は「上限2000万円」でした。

年末の残高の1%が最大ですから、年間の最大控除額は20万円。実際には支払っている所得税額によって還付される金額は異なりますので、年間20万円以上所得税を払っている方でないと、20万円の還付はありません。(住民税の減税はここでは試算していません)

ちょうど来年の令和4年で住宅ローン控除が終わるのですが、確かにこの10年間は正直、助かりました。

しかしながら、そもそも「住宅ローン減税」を受けるために自宅を購入したわけではありません。

シングルマザーの私に何かあったとしても「住む場所」だけは子供たちに残してやれる。
親として何が出来るだろう、何を残すべきだろうかと考えた結果、「住まい」=「資産」であり団体信用生命保険に加入することによって家族を守ってくれる「保険」になるという理由で「家」を購入したわけです。

ここで大切なことは、「無理なく支払える範囲で購入する』ということです。
見栄を張って身の丈以上の住まいを無理をして買っても、何のメリットもありません。

一生住宅ローンの支払いに追われて終わる人生ではなく、必要最低限の資金で住まいを確保し、あとは老後の資金などを貯めれる余力は残す。

ここを間違えると、人生設計が狂ってしまいかねません。

 

【私たちは(私は)いくらくらいの物件を購入すれば良いのだろう】
まずはそこが大切です。

ですから、住宅ローン控除の縮小などに影響されることなく、ご自身のライフプランに合ったお住まいを見つけること。

「家を買う」ということの意味を考えること。

それが大切なのではないかと、私は思うのです。

「どうしたらいいのか分からない」という方は、是非ご相談下さい。

 

そのご家庭に合った資金計画、住宅ローン、物件をご提案させて頂きます。

 

有限会社アービス

志水 伸子

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