住宅ローン 40年借入してもいい人・悪い人

皆様 こんにちは!

今日は、「住宅ローンの借入期間」についてのお話をしたいと思います。

 

最近、若いご夫婦が『ほかの業者さんや新築マンションの営業の方に40年の借入期間で資金計画を立ててもらったのでそれで計算して下さい』

と、仰るケースが増えています。

この【40年】の借入期間で試算すると、確かに月々のお支払額は35年に比べると安くなります。

 

仮に3000万円を35年の月払いのみで金利0.575%で借入をした場合は

月々のお支払額=7万8874円となります。

 

これを40年の借入期間にした場合

月々のお支払額=6万9977円となりますので、だいたい今のお家賃と変わらない・・・と考えられるようになる、ということですね。

 

この【40年】で借入をするというのは、どんな人なら良いと思われますか?

 

公的年金が不安な若い世代、しかも退職金もどうなるか分からない世代にとって、これからは自助努力でセカンドライフの為の「老後の生活資金」を貯めていかなければならないということを、しっかりと意識した上で、資金計画を立てる必要があると思います。

 

そうなりますと、40年で組んでも良い人とは

「退職時には住宅ローンの完済を退職金を頼らずに返済できるよう、住宅ローンを組んでも貯金が出来る人」

だと思います。

 

『月々の返済額が40年にしたら、なんとか払える』

この【なんとか】が問題なのです。

 

30歳前後の若いご夫婦は、これからお子様が生まれたり、奥様のお仕事の形態が変わる可能性も大きいので、【夫婦で所得合算】で借りるというだけでもリスクがあります。

その上、『40年で借入したらぎりぎり払える』 という世帯は将来に向けての預貯金をする余裕が生まれず、住宅ローンに縛られた生活を余儀なくされる可能性があります。

 

営業マン&ウーマンの中には、『買わせるために目先の支払額を下げて契約に結び付ける』という人も、残念ながらいます。

その【うまい言葉】にどうか騙されないで下さい。

 

「家を買ったら終わり」ではなく、家を買うことはむしろ「スタートでしかない」ということです。

 

逆に40年で組んでも良い人は、もうお分かりだと思いますが、『月々の返済額を下げて、貯蓄が出来る余力を作り、定年退職までに住宅ローンの完済をし、老後の生活資金を貯められる人』です。

若いうちから老後のことなど、考えている人はあまりいないと思います。

私も実際に真剣に考え始めたのは40歳になるころでした。

 

【うまい営業トーク】に踊らされることなく、人生のライフプランをしっかりと立ててくれて提案をしてくれる『アドバイザー』のお話に、しっかりと耳を向けてお住まいご購入の準備に取り掛かることがとっても重要です。

 

「私達はどっちのタイプなんだろう」とご不安な方は、私共にご相談下さい。

しっかりとお話をお伺いしながら、そのご家庭に合ったご提案をさせて頂きます。

住宅ローンのご相談だけでも可能です。

 

事前にメールにてご相談のご希望の日時をお知らせ頂ければ、お電話やメール、対面のいずれの方法でもご対応可能です。

どうぞお気軽にご相談下さい(*^-^*)

 

 

有限会社アービス

担当:志水 伸子

 

 

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